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料理教室ではモニター画面も使い解説。試食も行われた
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オランダの民族帽子をかぶり「オランダ風ディナー」を楽しむ
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歌と踊りで綴るプロダクションショーは洋上の花形
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親子3代が集いファミリーでハッピーなカリブ海クルーズ
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長い歴史と、オランダのロイヤルファミリーにも愛されてきたHALの客船に対し、「年配者好みの格式あるクルーズ」といったイメージを描く人は多いかもしれない。しかし、同社の新鋭客船ウエステルダムで行くカリブ海クルーズには、伝統の中にも現代性を盛り込んだ斬新さがあった。
乗客層も親子3世代など家族連れが多かった。子供にはキッズクラブ、ティーンエイジャーには若者向けラウンジ、パパママ層には70年代や
80年代の音楽、お爺さま層にはオランダ王室風ティータイムなど、ウエステルダムの強みは各年代がそれぞれに楽しく過ごせることだ。しかも、時には家族一同が揃い食事、催し物、パーティーなどに参加して共通の思い出を築ける貴重な旅でもある。航海中にサンクスギビングデーがあったが、総勢
14人の大家族が全員手を繋ぎ、一つの輪を作って食前の祈りを捧げる姿に家族の絆の深まりを感じた。
最近、HALが得意としているのは料理系の催し物だそうだ。中でも「料理デモンストレーション」は看板イベント。クイーンズラウンジがクッキングスタジアムに早変わりし、蟹のケーキとチョコレート火山風の作り方を実演。解説は総料理長、作り手はピナクルグリルの料理長だ。また、ピナクルグリルの料理長指導のもと、乗客が実際に料理を作る小人数制のクラスもあった。
ピナクルグリルとは、ウエステルダムの予約制スペシャリティーレストランで、これもHALの新しい傾向だろう。現在、利用料はディナー30ドル、ランチ15ドルだが、乗船2日目に予約したところほぼ満席の人気ぶりだった。上質な食材とサービスが売り物で、特に絹のように滑らかなクリーム系のオニオンスープと、ゴルゴンゾーラチーズを載せたステーキは絶品であった。
一方、伝統的に続いている愉快な企画は主食堂の「オランダ風ディナー」。その日の夕食は、男性はダッチキャップ、女性は白い飾り帽子「フル」をかぶり、オランダ人になった気分を味わいながらオランダの名物料理を食べるというもので、14年前の先代ロッテルダムでも同じような帽子をかぶった。チョコレート尽くしのビュッフェは30年前のHALのクルーズにもあったと記憶している。
また、新旧の面白さが体験できるのが船内芸術巡りだ。アンディー・ウォーホール作のベアトリクス女王肖像画や、社史を飾った昔の船の油絵などを現代の機器iPodから流れる解説に従って見て回る。
この船のケイジャー船長は歓迎パーティーの際に入り口に立ち、乗客一人一人と握手を交わした。巨大客船が主流の昨今、他社ではこのような入場方法は減ったが、ここにもHALの伝統を感じた。ケイジャー船長によれば「ウエステルダムの魅力はフレンドリークルーズ」だそうだ。2008年にはユーロダムがデビューする。歴史を担った新造船の誕生が楽しみだ。
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