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天津の中心部に建つ「鼓楼」は、明の時代に作られたものを復元。昔は鐘を鳴らし、城門の開閉を知らせた
中●
発展しつつある街の脇に、迷路のように入り組んだ古い路地が残る
下・左●
鼓楼の周囲に並ぶ商店街には、お茶や麺類を売る出店もあった
下・右●
老舗の「天津百餃園」には餃子が200種類以上ある。蟹、トマトなど多彩な具材が登場


戯劇博物館(広東会館)は、四合院の様式を用い精巧な彫刻が施されている |
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中国で初めて列車の旅を体験した。日本から北京に飛び、天津から乗船のフライ&クルーズの場合、荷物の多い船旅客はタクシーが一般的だが、列車(+港までタクシー)を利用する方法もある。北京~天津駅までは約1時間。
ガイドなしの中国旅行は筆談が頼り。駅の切符売り場で「要北京到天津的票(北京から天津までの切符を下さい)」というメモ書きで購入成功。巨大な電光掲示板に書かれた中国各地の行き先を見ながら、国の広大さを実感する。待合所に移動すると無数の人々がひしめき、戦後日本の駅の風景を連想するが、いざ乗ってみると、2階建ての最新式列車で、非常に快適だった。
翌朝、明の時代に天津城のあった旧城エリアを歩く。「鼓楼」に登ると、煉瓦造りの古い町並みが広がっている。城壁は取り払われてしまったが、狭い路地が迷路のように入り組んで、静かに時を重ねていた。鼓楼の脇には1907年創建の戯劇博物館があり、戯楼と呼ばれる中国の伝統的な舞台構造を残している。北京で見た京劇の華麗さを頭に浮かべながら、往時の名優が出演したという舞台に思いを馳せた。
アヘン戦争以来列強による侵略をはじめ、長年海外からの影響を受けてきた天津にはヨーロッパ風の建物も多い。中国古来の趣と欧風モダンが不思議にミックスした街である。


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列強各国の侵略による租界時代を経た天津には欧風の建築物が多い
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中国初の演劇博物館といわれる天津戯劇博物館には、京劇の資料も展示
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