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韓国からの乗船客にはキムチをサービス。希望なら自分のテーブルにも用意してくれる
中・右● 辛さ控えめの麻婆豆腐は日本人にとってお馴染みの味。あったかいご飯にのせて食べたい
中・左● 笑顔がかわいい中国、江南省からきたアシスタントウエートレスのリー・チェンリーさん
下・右● 分子料理法の第一人者、エットーレ・ボッキア氏が特別乗船。貴重な味を体験できた
下・左● パスタの仕上げをするイタリア出身のセカンドメートルディーのチロー・モンテーラさん
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これまで地中海クルーズの老舗というイメージが濃かったコスタクルーズだが、2006年は中東のドバイに進出。そしてアジアにおいて本格的な定期クルーズに就航し、ワールドワイドなクルーズラインへと変貌を遂げつつある。「ニイハオ」。迎えてくれるクルーの第一声は中国語だった。困惑した私たちの顔を見て日本人だと気づいた彼らは片言の日本語で「こんにちは」と笑顔で返してくれた。乗船客のほとんどがアジア人で、日本人も中国人も韓国人も見分けがつかない。クルーも中国人が多いが、イタリア人やルーマニア人もいる。すでに韓国人クルーは乗船し、日本人クルーも近々乗船するそうだ。そうなると船内新聞やアナウンスも日本語での対応が万全となる。
船内イベントはイタリア語のレッスン、イタリアンコーヒーフェスティバル、卓球トーナメント、マージャン大会などこちらも東西文化が混在している。
食事の内容もアジア料理から西洋料理まで多種多様。朝のビュッフェには、お粥もあればパンやチーズもある。通常の海外クルーズだと日本食が恋しくなるが、このクルーズではそんなことは皆無だ。朝・昼食ともにメニューの中にチャーハンや焼きそばがある。毎晩のメニューを決めるのは一苦労だった。主に2種類、西洋料理と中国料理。またフカヒレやアワビなどが追加料金で食べられる特別メニューも用意されている。さらに、シェフが特別にすき焼きや天ぷらなど日本食を用意して試食してくれと頼まれた。なんて勉強熱心なシェフだろう。
船内は異文化のハーモニーが奏でられている。キャプテンの中国語での挨拶には驚いたがアジアに根付こうという前向きな姿勢がうかがえた。コスタのアジアクルーズをきっかけに、クルーズ発展途上の・アジア市場・が飛躍的に発展することを期待したい。 |