

MSCクルーズが燃料高騰におけるサーチャージを発表しました。これでディズニー・クルーズを除く大手クルーズ会社のほとんどがサーチャージを課すことになったわけです。MSCの場合は2月1日以降出航のクルーズに適用され、キャビン当たり2名のみ、一人につき1日$6です。予約を既にしている人はサーチャージが免除されます。又、これから予約する人でも今月中に予約してデポジットを払えばサーチャージが免除されるようです。 MSC USAの社長の話から判断すると、このサーチャージを課すことの決定には随分迷った様子が伺えます。今回の金額では高騰する燃料代をすべてカバーすることは出来ません。又、燃料代が今後下がってくれば、サーチャージを廃止したいとも言っています。サーチャージを課すと発表するのが他の会社よりも遅くなったのは、お客のことを考えて金額を算定し、旅行会社に掛かる負担を最小限にする為にいろいろ考えた為だと説明しています。料金自体にこのサーチャージ分を組み込まないが、その理由として、今後燃料代が変化した場合にサーチャージの額が変更出来るようにしておく為だと説明しています。いったんクルーズ代金にこの種のサーチャージ分を組み込んでしまうと、燃料代が下がった場合でもクルーズ代金を下げることが難しくなってしまうからだと言っています。 今回のクルーズ会社各社のサーチャージの発表を聞いていて、各社の事情がそれぞれ違っていて、金額も違い、発表のタイミングも違ったが、それぞれの会社が、他の会社の発表にただ追従するのではなく、自社の事情で決定をした様子が伺えます。勿論自社の事情を一番に考えるのは当然ですが、お客、旅行会社のことを考える姿勢はクルーズ会社各社に共通して存在したように思えます。このような世界の状況では“しょうがない”と誰でも納得しているのではないでしょうか。世界がもっと平和になり、石油の供給ももっと安定して欲しいものです。 お問い合わせ先: インターナショナル・クルーズ・マーケティング |