クルーズ客船の女王2008年に引退 ドバイでホテルに
さよならクルーズは早くも人気に
2007.06.20
QE2.0706.jpg

キュナードラインは、クイーンエリザベス2(70、327トン・定員1790人)を1億ドルでアラブ首長国連邦)のドバイワールド社に売船すると発表した。引き渡しは2008年11月、改装後の2009年初頭からドバイでフローティングホテルとしてデビューする。

1967年9月に就航したQE2は、同社の歴史の中で最も長い40年の運航実績を誇る。その間、25回のワールドクルーズを実施するとともに、大西洋横断クルーズは800回以上を数え、250万人を超える乗船客を迎えたという。日本だけでなく世界でも最も有名な客船で、今日の豪華客船の先駆的な存在でもある。

買船するドバイワールド社は、ドバイ政府が全額出資する企業。引き渡し後のQE2は、インテリアなどの雰囲気を残しながらフローティングホテルや博物館として利用できるよう改装され、同政府が開発した世界一長い人工島「パーム・ジュメイラ」に建設される特設桟橋に係留される。

売船についてキュナードのキャロル・マーロー社長は、「伝説のオーシャンライナーとして新たな母港が与えられることをうれしく思う」とコメント。また買船するドバイワールドは、「QE2は、中東やドバイ観光の見逃せない新たな観光ポイントとなるだろう。伝統ある同船の雰囲気を生かしながら、大切に保存と活用を図りたい」と今後の取り組みについて語っている。

また、この歴史ある名船のさよならクルーズが発表され、船旅ファンの注目を集めている。


キュナードライン・ホームページ