

| 今年1月にビッグ・アイランド(ハワイ島)を出発したホクレア号は、ミクロネシアの島々を経由し、日本へやってきます。 ハワイ、ニュージーランド、イースター島を頂点として結んだ約3400万平方キロメートルの海域は、「ポリネシアン・トライアングル」と呼ばれています。かつてポリネシア人の祖先たちは、この海域に点在する島々を、カヌーに乗って、海図もコンパスも使うことなく、自由に行き来していたといいます。「ホクレア号」は、そんな祖先たちの建造技術と航海術を再現した古代式航海カヌーです。 1976年のハワイからタヒチへの初航海以降、現在までの航路距離数は10万マイルを超えました。そして、この30年間の航海の実績は、ハワイ社会の西洋化によって忘れかけられていたポリネシアの文化とアイデンティティ復興の象徴ともなっているのです。 |