「プリンセス・カグヤ」という超大型クルーズ客船の建造計画が明らかに
もはや客船ではなく、「動く都市」の出現
2007.03.23

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総トン数37万トン。実現すれば、銀座通り1丁目から4丁目に10数階建てビルを並べた規模に相当する超大型客船の建造計画が、日本コンテンツネットワーク社(東京都港区)の手で進められている。

船の名前は「プリンセスカグヤ」。同社の田中肇CEOは「カグヤは動く都市。本格的なコンサートホールやコンベンションセンター、3つのホテル、銀座三越の売り場面積に匹敵するショッピングモール、50を超えるレストランなどを備え、乗船ゲストはもとより、各寄港先の住民にもエンターティメントを提供することが可能な客船」と語る。さらに「この海上都市のなかで、芸術や文化、スポーツなどのイベントを開催しながら、アジアを中心に世界各地を航海することでカグヤの価値を確立させたい」と同社の事業目的について明らかにした。

さらに同船の特徴として、客室の大部分を所有権として販売するシステムがあげられる。購入したオーナーが利用しない時は、ホテルとして一般客に販売し、その宿泊料の一部がオーナーに還元されるしくみ。スタンダードな客室で3千万円程度の販売価格を予定している。

プロジェクトの進捗について、「ヨーロッパの造船所と建造に際しての技術的な検討は終えている。財務条件が整い次第に設計に着手。2007年中には、その具体的なスケジュールが明らかにできるだろう」とのこと。早ければ、2013年に夢の超大型客船が就航する。