

北米クルーズ客船団体クルーズライン・インターナショナル・アソシエーション(CLIA)はこのほど、感染が続くノロウイルスに対して、手洗い励行などを呼びかける通達を出した。 通達では、CDCのノロウイルスに関する調査結果として「カリフォルニアやミネソタ、カナダや香港などで、陸上施設における多くの発症例が見られる」とし、「クルーズ客船に発症例が多い特有のウイルスではない」ことを強調した。その上で「陸上の発症者が全米人口の8%に当たる2300万人いるのに対し、クルーズにおける発症者は全乗船客の1%未満と少ない」ことも指摘。 しかし、依然としてクルーズ船での発症例が後を絶たないことから、CLIAの通達では「手洗いの励行、特にせっけんとぬるま湯で洗うことを対応策として推奨する」と明記、会員船社21社に対策の徹底を呼びかけた。 併せて、船内でノロウイルスに感染したとみられる乗船客らが出た場合は「発症者の嘔吐物に素手で触れないこと。ドアノブやエレベーターのボタン、手すりといった個所をあらためて消毒する」などを指示した。これと同時に、「速やかに船内の医師らの指示に従って発症者を隔離、これ以上の感染を広げないようすべき」などとまとめている。 |